サンフレッチェ広島vs清水エスパルス ●(1:2)
2006-08-12


 今日も気分が悪い。試合は1−2で負け。しかも内容が悪い。せっかく前節のFC東京戦でいい勝ち方をしたと思っていたのに、この内容と結果ではがっくりだ。ホームで勝てないサンフレッチェは何とかならないものか。せっかく1万人以上の観客が、暑い中試合を見に来ているのに、腹も立ってくる。

 今日は前半立ち上がりからエスパルスのペース。運動量、こぼれ球への反応、攻守の切り替えの速さなどで圧倒されていた。エスパルスのプレスが面白いようにかかり、中盤を完全に支配されていた。時折巡ってくるサンフレッチェのチャンスもすぐに摘み取られてしまった。

 しかし、運良く前半を0−0で折り返すことに成功。後半は立て直してくれるかな、と淡い期待を抱いていた時間は1分も続かなかった。守備の連係ミスでいきなり失点。やらなくてもよい点を献上してしまった。また悪い癖が出た。こういう失点は本当に腹が立つし、気分も悪くなる。

 その後もサンフレッチェに流れは来ない。とにかく運動量が少ない。厳しい練習をこなしているはずなのに、何でだろうか。しかし、後半23分の負傷中断中にサンフレッチェは生き返った。さっきまでの劣勢が嘘のように、選手たちの運動量が復活。攻撃時には次々と前線に人が集まり、迫力が出てきた。いい流れだなと思っていたら、ウェズレイのゴール。1−1の同点に追いついた。

 ここのところ得点後の失点が多いので、気をつけなければと思っていたら、DFの中里がイエローカード2枚目を受けて退場。せっかくいい流れで来ていたのに、試合運びがちぐはぐだ。そうこうしていたら、またミスがらみで失点。1−2に。10人で今日のエスパルスからもう1点取らないといけない。あまりにも痛すぎる失点だった。

 負けると気分は悪いものだが、すっきりしない敗戦だった。相手に完全に崩されたわけでもないのに失点している。せっかく無失点で切り抜けた矢先に失点している。苦労してゴールを奪った後に失点している。魔の時間帯に失点している。それも1回や2回ではない。どうしたものか。

 これで今季観戦したホームゲームの戦績は、カップ戦も含めて1勝1分9敗である。何と借金は8。何とかならないものか。アウェーで健闘しているだけに、情けない数字だ。

[サンフレッチェ広島]
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